PICK&UP No.29 有限会社千代硝子技販 -石巻市-
(全3回・第2回目)
突然の脅威“飛び石”が増える季節到来
頼れるガラスのレスキュー隊
自動車走行中、突然の飛び石によりフロントガラスにヒビが入ってしまったことはありますか?
高速道路や砂利道などの走行時に多いイメージのある“飛び石”。走行速度の勢いで飛んでくるため威力があり、小さい傷から大きなひび割れまで被害の幅も様々ですよね。
実は“飛び石が増える時期”があるらしく…1年で一番飛び石によるフロントガラスの修理・交換が増える時期はこれからの季節(12月~3月頃)だそうです。「飛び石でフロントガラスが傷ついてしまったらどうしたらいいの?」、「修理?交換?」と分からないことだらけな人も多いのではないでしょうか。
今回は、“ガラスのプロフェッショナル”である有限会社千代硝子技販の皆さんに飛び石とガラスについて話をお聞きしました。実際にその局面に立ったときのための気持ちのお守りになるよう、知っておきたいポイントをお伝えします。
飛び石被害に遭っても安心
確かな技術と知識で信頼のサポート!
■なぜ飛び石による被害が増えるのか?
石巻市周辺地域では早い人で11月から、大半は12月上旬から中旬にかけて、サマータイヤからスタッドレスタイヤへとタイヤを交換し、冬支度をおこないますよね。
スタッドレスタイヤは、冬場の凸凹と凍った路面を走行するためにタイヤのゴムを柔らかくして、凍った凸凹に合わせて密着するように作られています。
柔らかいタイヤの溝は小石が挟まりやすく、挟まった状態で走行することによりタイヤが“天然のロケット発射台”となり、石が弾き飛ばされ、飛び石が発生するのです。高速道路走行時の飛び石が多いイメージがありますが、30~40km/h程度でもタイヤの回転速度が速いので、一般道走行時でもまれに飛び石でガラスが傷つく場合もあるそうです。気を付けていても防ぐことは難しく突然の脅威となる飛び石は、思っているよりも身近な危険なんですね。
■飛び石でフロントガラスが傷ついてしまったら?
まずはキズに水分や汚れが入らないように保護することを第一に!水分や汚れが入ってしまうと、修理後に筋が残ったり傷が残ったりと仕上がりにも反映されます。千代硝子技販では、キズへの汚れ付着を防ぐためのシールを無料で配布しています。すぐに来れない人はセロハンテープなどでも代用できるそうです。「キズはすぐ保護!」と覚えておくことをお勧めします。
■ガラスは修理?交換?
飛び石のキズが500円玉サイズ以内であれば修理(リペア)、キズの大きさが500円玉より大きい場合はガラス交換となるそうです。
修理の際は、職人さんがしっかりとキズの状態を確認し、特殊樹脂で補修してくれます。ひとつひとつ状態に合わせて調整し、修理していく姿はまさにガラスのプロフェッショナル。すべて手作業で丁寧に行われているので、キズがどこにあったのか分からないレベルまで綺麗に!
困ったときのために!愛車のガラスのための「かかりつけ」
千代硝子技販では、ガラス交換やカーフィルムの貼付など専門的な技術の向上を目指し、スタッフ自ら積極的に資格取得に挑戦しているそうです。愛車に何かあったときに頼れるところを知っていると、少し安心できますよね。千代硝子技販では、どんな車でも、どんな状態でも、確かな技術と知識で最適かつ寄り添ったご提案をしてくれます。
愛車のため、自分のため、誰かのためになる、“いざという時のためのかかりつけ補償店”のこと、ぜひたくさんの人々に知ってもらえると嬉しいです。
詳しくは「有限会社千代硝子技販 ホームページ」よりご覧ください。
写真・文:酒井志帆
有限会社千代硝子技販
住所 宮城県石巻市門脇字元浦屋敷48-1
採用お問い合わせ窓口 TEL 0225-96-2240
営業時間 9:00~17:00
定休日 日曜・祝日 夏季休暇 年末年始