投稿日:2025.06.13
防災シェアルーム
BOSAI SHARE ROOM
3.11を風化させず、防災の知識をシェアするコーナー
経験者さんから学ぶ、もしもの時の大切な事。
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SHARE 15 災害に備えてかんがえてみよう!

SHERE10 火の用心!冬に聞こえてくる“カーンカーン”の音ってなあに?・SHARE12 日常の“当たり前”を防災・災害への備えにリンク!・SHARE 14 知っていますか?『みやぎ県民防災の日』に引き続き、東松島消防署様の取材第4弾!前回に引き続き、東松島消防署 救急救命士の日野武志さんにお話しを伺いました。
「いざ」というときのために
考えおくと安心なことがたくさん!
6月12日の「みやぎ県民防災の日」を機に、災害時の行動について家族で話し合ってみましょう!
今回は前回の続きとして「まずは防災訓練でやってみる、そして家族で話し合っておく」をさらに深掘りし、どんなことを意識すべきか、どんなことを家族で話し合ったらいいのか、避難方法に悩んだらどうしたらいいか、など詳しく日野さんに教えていただきましたので、「災害の備え『考えること編』『行動編』」の2つに分けてご紹介します!


「『しばらく大きな地震は来ないんじゃないか』という気持ちから、備えに対してなかなかスイッチが入らなかったり現実味が湧かない方もいるかと思います。過去の教訓を学びに、これからは若い人にもどんどん防災訓練などに参加してほしいです。避難方法に悩んだときはまずは命を守る行動を最優先に。手段はいろいろなので、いざという時に迷わずにすぐ行動できるように 避難の際に車で逃げるのか、歩いて逃げるのか、そういったこともぜひ家族で話し合ってみてほしいですね」と日野さん。

「避難方法を家族で話し合うときは『マイ・タイム・ライン』と呼ばれる避難行動計画の作成もおすすめです。項目に沿って話し合っていくと決めるべきことが分かりやすくてスムーズだと思います。小学校などでも地域の危ない場所を調べて防災マップを作ってみる授業が行われていますが、マイ・タイム・ラインはもっと身近に『自分の家』を中心に考えるものなので、ぜひやってみてほしいです」
■東松島市公式ウェブサイト:マイ・タイムラインで逃げ遅れゼロ はこちら
「最近は防災士の方などがSNSで防災のライフハックなどを紹介しているのをよく見かけます。シーチキン缶をオイルランプとして使うようなアイデアや、ほどけないロープの結び方、はさみがなくても切れる方法といったテクニックなど簡単で役立つライフハックはたくさんあるのでぜひ知っていただきたいです。東松島消防署ではライフハックのほかに緊急対応方法やAEDの使い方、食べ物が詰まってしまったときの応急処置法など、必要に応じてさまざまな講習を開けますのでお気軽にご相談ください。もちろん、消防車・救急車の見学や乗車撮影もいつでも大歓迎なので、乗り物好きのお子さんたちは遠慮せず気楽に遊びに来てほしいです。これを機に消防署をより身近に感じていただけたら嬉しいです」

今回は東松島消防署 救急救命士の日野武志さんにお話しを伺いました。
自分と大切な人を守るための大事なお話し。ぜひ「みやぎ県民防災の日」を機に備えについて考えるきっかけになったら嬉しいです。
★東松島消防署では、防災について広く発信すべく様々な活動をされています。
普段の訓練の様子はMOOKSLOGをチェック!➤ おもいがけず!東松島市消防署見学
【石巻広域消防公式ホームページ】
防災かるた(方言ver.)やYouTubeチャンネルもぜひご覧ください!➤ 石巻広域消防公式ホームページ
