投稿日:2025.05.26

思いを馳せた 青い鯉のぼりまつり

東松島市大曲浜の青い鯉のぼりまつりに行ってきました。
素晴らしいLIVE、よさこい、獅子舞、などなどが披露され、個人的に最初から最後までが一つのshowのように展開されていく感じがして、引き込まれました。

青い鯉のぼりまつりは、詳しくはここでは書きませんが、東松島市のこの地で東日本大震災により大切な方を無くした悲しい出来事に由来する鎮魂の思いからはじまったもので、今は復興や明るい未来へ向かうおまつりとして少しずつ形を変え、人々の心をやさしく包むおまつりになっているように感じました。

この日は、とても風の強い日で、鯉のぼりが勢いよく泳いでいるのを眺めているとうしろのおじいさん二人が
「ほーれ、天国の子どもたちも、楽しくあばれてっど!生きてたら12 歳が?」
「んだなぁ」
と、それを聞いて涙が止まりませんでした。
お気の毒な気持ちと、思いを持って集まっている地元の方々の気持ち、前を見て生きていかなきゃならないご遺族の気持ち。

その声が聞けて、思いに触れることができて、行ってよかったと思いました。
ステージもとても素晴らしく、とてもパワフルで元気をもらえました。

青いこいのぼりを気持ちよく泳がせてくれた強い風と青い空を見て、神様はいるのかもしれないと思った日でした。

by MOOKS記者 2階からめぐすり

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