投稿日：2023.09.14

PICK&UP No.41 株式会社電業社第2回目 -石巻市-

お子様連れ大歓迎！
まるでキッズルームのような
老舗ラーメン店

お待たせしました！株式会社電業社、第2回目。
前回を読んでいない方のために、株式会社電業社の成り立ちをご紹介します。昭和48年女川町で有限会社木村無線電業社として創業、そしてラーメン店「らーめん奉蘭」をオープンし、会社もラーメン店も三代に渡り受け継がれています。会社とラーメン店は、その後時代とともに石巻の南浜町に移転し、さらに大崎、仙台、関東、と事業所を拡大し電気事業を発展させてきました。
今回はらーめん奉蘭さんのお子様連れのお客様に大人気の秘密を深掘り！そして、キッチンカー事業部の斎藤さんにお話を伺いました。

▶第一回目記事はこちら

お店の場所は石巻市大橋。
ラーメン丼のマークと緑色の建物「パークイン石巻」の1 階にあります。

「お子様が散らかしても、泣いても
全然大歓迎なんです。
ゆっくり、食べてもらいたいんです。」

2階は“まるでキッズルーム！”
小さなお子様連れのお客様には
嬉しい設備が揃っています。

そう語るのは、代表取締役の木村秀さん。ご自身も2児の父であり、お子さんが小さなうちは外食、特に伸びてしまうラーメンは、なかなか家族で食べに行くことができない事を、なんとかできないかと常に考えていたそう。

帯広のラーメン店さんが掲示していたのを見て“まさに私たちと思いが一緒だ”と共感し、奉蘭なりにアレンジを加え掲示することに。

「ゆっくり食べていただきたいので、回転が早いお客様は1階のテーブル席へ通し、お子様連れの方は座敷の方が食べやすいので、二階の座敷をキッズスペースのようにyoutubeが見れるテレビや離乳食を温められる電子レンジ、洗面所、ミルクなどを冷やせるように冷蔵庫、おもちゃなどを完備して、安心して過ごせる空間づくりにしています。」と木村社長。
らーめん奉蘭は、他のお客様に迷惑をかけてしまうのではと気が気じゃなく落ち着いて外食ができない子育て世代の強い味方です。団体、グループでの利用もできる広々空間でご家族やお友達と、お食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

美空ひばりも食べたラーメン
昭和・平成・令和
時代を越えて復活を遂げる

濃厚な味噌のスープが麺と自家製焼豚に絡みつき、最後まで飲み干したい大満足な味わい。

らーめん奉蘭は、木村社長のご祖父母様が石巻市不動町にて創業し、その後女川で木村社長のお母様が２代目として開業、その後、石巻の南浜町にて支店を開業し、地元の方々に愛されてきました。その後、惜しまれつつ閉店したのですが、木村社長の兄である木村会長がかつてからの夢であった、らーめん奉蘭の後継者として、令和3年に石巻市大橋にて開業しました。
昭和から平成にかけて40年もの間数々のアーティストがコンサートを開いた石巻市民会館に、かつて美空ひばりが訪れた際に、出前を届けて「美味しいね」と賞賛されたそうです。お店のポリシーは、時代に合わせて味をアップデートして開発を怠らない事だそうで、この度メニューの味わいがリニューアルし、新商品も加わわります。優しく味わい深いスープが特徴的で、自家製焼豚も人気です。ぜひ、一度お立ち寄りください。

塩ラーメンは、貝出汁の旨味が口に広がり、看板メニューの中華そばは、懐かしさもあるしっかりした渾身の一杯。

電業社は想いが拓く場所。
キッチンカー事業で
社会貢献と地域貢献を

お話を聞かせていただいたキッチンカースタッフのチーフ斎藤さんは、前職は公務員をされていました。
南浜町出身で、門脇小学校・中学校の卒業生で、らーめん奉蘭のラーメンを食べて育ったそうです。木村社長との出会いがあり、その時に色々な事を話しているうちに情熱に魅了され、「この人の元で働きたい。この人について行きたい。」と、思ったそうです。
前職で、「理想的な社会貢献、地域貢献、子どもたちの為に必要な事を伝える事。」等の信念を持って働いていた斎藤さん。
改革を起こしたいと頑張れば頑張るほど、組織内では「例年このやり方なので…。前例が無いので…。」と言われ、変えることができない環境にジレンマを感じていた時期でした。
「電業社は、実現できなかったその想いが拓く場所だ。飲食店経験を生かしてファンに追いかけてもらえるキッチンカーを目指そう！」と熱い想いを胸に、キッチンカー事業をこれからも、もっと盛り上げたいという意気込みを語っていただきました。
カーキ色のキッチンカーを街で見かけたら、ぜひお立ち寄りください。美味しい奉蘭のラーメンやオリジナルバーガーを食べる事ができますよ！