投稿日:2022.05.26
東松島GW事情
――次の祝日が7月までない…だと…?
こんにちは、今年のゴールデンウィークは皆様いかがお過ごしでしたか?世間では3年ぶりにどこにも移動制限のない期間で有名観光地や新幹線、空の便も行楽客で賑わいをみせていたようです(休みの取り方次第では10連休の人もいたとか)。そんな当たり前が戻りつつある中で東松島市のゴールデンウィークはというと
(個人の体感の差かもしれませんが)めっちゃ、スカスカでした(笑)
えー、なんなら去年、一昨年のほうが人来てたやん、なんで??という感じだったのですが、もちろんこれには理由があり今回はその訳を2つの観点から考察していこうと思います。
➀天気が悪かった
ゴールデンウィーク中の石巻地方ですが、まず初日の29日、覚えている方も多いでしょうが前日(28日)夜に季節外れの雪が降りました。朝には路面の雪は解けていたものの私も車の雪下ろしをしたのが印象に残っています。そして気温。気象庁の観測データによりますと4月29日~5月1日は最高気温が13~14℃、雨が降る日もありました。晴れてもまだ長袖が手放せない。春のアクティビティといえばハイキングやピクニックなど外での活動がメインになりますが、出歩くのには難しいコンディションでしたね。ゴールデンウィーク後半5月4日、5日は晴れ間と気温が20℃以上になったこともあり、多くの人が外で過ごす姿を目にしました。
➁緊急事態宣言等の緩和
今回の本題。全国的な移動規制の緩和により、東松島市へ訪れる観光客は明らかに減りました。観光に携わる者として非常に恥ずべき事なのですが、この2~3年「コロナバブル」なるものがありまして、密を避けることができるコンテンツ提供地としての奥松島(東松島)が選ばれてきた経緯があります。実はゴールデンウィークに限らず、修学旅行とかその他の旅行予定の問い合わせも今年は明らかに目減りしています(自分がかかわっている範囲でのデータですが)
閑話休題
…これからも東松島市で観光のことをやっていくのであれば、現地での情報の発信だけでなく、誘客促進に向けての営業もこれからはしていかなければいけませんね。コロナ禍でこちらから出向くことも減っていたので、移動の緩和を機に次のステップを模索してゆくところです。
まとめ
なんだか全体的にネガティブな内容になってしまいましたが、うれしいこともありました。5月5日、子どもの日です。この日は大曲浜緑地公園近くでは「青い鯉のぼりプロジェクト2022」、奥松島縄文村歴史資料館では入館無料デーなどの催しが行われていて、多くの家族連れが足を運んでいました。感染予防には十分に配慮しつつも通常開催とのことでにぎわっていました。とはいえ、この期間中は「あのお祭りあったな」ともっといろいろなことが催されていたり、人が行き来してたよなと思うこの街ですので、私としても、コロナに右往左往されない日常が早く帰ってきてほしいものです。
MOOKS記者 ばーちー(千葉耕平)